世界のモアザム!「技術士第一次試験免除・第1号」 に認定
技術部設計課からスゴいニュースです!
突然ですが…
技術部設計課のイルシャド・モアザム君 が、なんと 日本で初の「技術士第一次試験免除・第1号」 に認定されました!!
≫JABEE
もう一度言います。
第1号です!
世界で認められた技術者教育を受けてきたモアザム君。
まさに「世界のモアザム」爆誕です。
日本の技術に恋をした少年

モアザムさんが日本を目指したきっかけは、子どものころからの「日本の技術、かっけぇ…!」という憧れだったらしいです。
そんな憧れからパキスタンからJICAの奨学金で、初のパキスタン人留学生として豊橋技術科学大学大学院へ。
そんなこんなで始まった日本での生活では、独学にも関わらずあっという間に日本語をマスター!!
今では「ニホンゴ、カンタンネ~」と言ってるハイスペック頭脳はちょっと怖いくらい!笑
先日なんて、大卒の河合君に漢字の読み方を教えていました…爆
おそらく来年には「わびさび」を新卒の杉本君に教えてくれることでしょう。
豊橋を「第2のふるさと」に

卒業後は東京の大手企業も視野にあったそうですが「豊橋が好きになっちゃった♡」らしいモアザム君。
当初は東京の大手企業も視野にあったものの、「豊橋で学んだことを、この地域に還元したい」という思いが芽生え、地域に根ざした企業で働く道を選択してくれたそうです。
そのタイミングで出会ったのが、栄土地。
面接を担当した社長はモアザム君に対して…
「誠実で前向きな姿勢に強く惹かれた。地域で力を発揮してくれる人材だ」
と感じたそうです。
現在では、技術部設計課にて業務をバリッバリに行うことはもちろん、社内にもすっかり溶け込みムードメーカー的な存在でもあります!
そして「第1号」伝説へ…

モアザム君はJABEE(日本技術者教育認定機構)の英語サイトで新しい制度の存在を知ったそうで、その制度内容を丁寧に調べ、必要書類を一つひとつ確認しながら申請を開始。
日本語と英語の情報が入り混じる中での手続きは難しかったそうですが、持ち前の粘り強さで着実に準備を進めた結果…
見事 「日本での適用第一号」として認定されることになりました。
この快挙は本人にとって大きな励みであると同時に、会社にとっても誇らしいニュースとなりました。
≫JABEE
これから技術士を目指す他の外国人技術者にとっても、良い道しるべになるのではないかと感じます。
最後に

モアザム君は…
「日本とパキスタンの技術をつなぐ架け橋になりたい」
と語っています。
もう完全に「国際エンジニア代表」です。
モアザム君、本当におめでとうございます!
そしてこれからも、豊橋から世界への架け橋となってください。