経営12ケ条第9条勇気をもって事にあたる - 栄土地測量設計株式会社／栄土地法務合同事務所

2023.5.1 社長コラム

経営12ケ条　第9条　勇気をもって事にあたる

こんにちは。社長の青山です。

GWですね。皆様いかがお過ごしでしょうか。

後半はあいにくの天気のようですが、5月の良い気候の中、家族や友人と楽しい日々をお過ごしください。

今回は経営12ケ条の第9条「勇気をもって事にあたる」についてお話をさせていただきます。

勇気というと雄々しいというか何か強いものに立ち向かっていく力をイメージされるかもしれません。

確かにそれも勇気ではありますが、私は勇気とは、「自分の信念に基づいた行動ができるかどうか」だと思います。

例えば何か判断を迫られたり意見を求められたりしたときに、周りの状況がどうであれ自分の信念を貫くことができるかということです。周りの意見に左右されたり、周りに気を使ったり、様々なしがらみから自分の信念を貫けなかったという経験も多いのではないでしょうか。

それができないのは、「こんなことを言ったりしたりしたらバカにされないか、周りからつまはじきにされないか」などと考えて信念を貫けない、つまり勇気がないからです。もちろん、とんでもないことを言ってこれが私の信念であるというのはただの匹夫の勇です。

人としての正しさ、道徳に裏打ちされた気高い信念をもち、どのような状況であれその信念を貫けることが勇気であると思います。冒頭に述べた強いものに立ち向かうというのも、信念があるからこそ自分より強そうなものにでも立ち向かえるようになります。

正しいという信念をもって行動を起こしても、非難する人は必ず現れますし、思わぬ苦労をすることもあります。それを避けたいと思うと勇気も出ません。そのような困難にも立ち向かってやるという覚悟を持つことも勇気なのだと思います。

勇気が持てるかどうかは、先に述べたように「信念」「覚悟」だけではなく、「大義」も必要だと思います。つまり、自分を守るためにする行動は勇気とは言えませんが、自分の家族や友人、仲間を守る行動は勇気だといえます。他者を守りたい、そのために自分を投げ出しても構わないという思いが「大義」です。愛する者を守るという意味では「愛」といってもいいのかもしれません。

盛和塾の勉強会で社長に必要なものは、「勇気」と「覚悟」と「愛」だと教えられました。私もいつかは、勇気と覚悟と愛を持った立派な社長になれるよう精進していきます。

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