経営12ケ条第6条値決めは経営 - 栄土地測量設計株式会社／栄土地法務合同事務所

2023.2.1 社長コラム

経営12ケ条　第6条　値決めは経営

こんにちは。社長の青山です。

新年が明けたと思ったらあっという間に1か月が経過してしまいました。

例年1月～3月にかけては年度末ということで忙しい日々を過ごさせていただいております。忙しいからと仕事をこなすだけの毎日ではなく、1日1日を大切に、振り返りをしながら成長ができるように過ごしていきたいと思います。

今回は経営12ケ条、第6条「値決めは経営」について述べさせていただきます。

稲盛和夫氏は、値決めについて、「製品の価値を正確に判断したうえで、製品1個当たりの利幅と販売数量との積が極大値になる、ある一点を求め、それで値決めをしなくてはならないのです。その一点とは、お客様が喜んで買ってくださる「最高の値段」でなければならないと考えています。」と述べられています。

「薄利多売」という言葉があります。商品の利益率を低くして大量に売ることで全体として利益を上げるという戦略的な手法です。同じような言葉で「多売薄利」という言葉があります。これは戦略的に低い利益率を決めているわけではなく、大量に売っても売っても利益が薄いので儲からないという言葉です。両者の違いは戦略的に値決めをしているかどうかにあります。このように値決めというものは経営の本質そのものであり、値決め次第で企業の将来が決まってしまうと言っても過言ではありません。

稲盛氏が言われるお客様が喜んで買ってくださる「最高の値段」という値決めは、未熟な私にはまだできませんが、全従業員で日々努力し、創意工夫をして前条「経費を最小限に抑える」なかで、お客様に喜んでいただき、私たちも一生懸命に行った結果として喜ぶことができる値決めをしていきたいと思っています。

私たちの仕事はサービス業であり、仕入れはありません。お客様に喜んでいただくためには私たちの仕事の質、人間力をいかにあげるかにかかっています。私たちの仕事の結果をお客様にお客様に喜んでいただけるよう、従業員一同、今日よりは明日、明日よりは明後日と頑張って参る所存です。

代表取締役　青山貴洋

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