測量と世界遺産

2022.7.20 社員の独り言

こんにちは！法務部の石原翔です！

実は今年の3月に世界遺産検定2級に合格したのですが、勉強中に私が感銘を受けた世界遺産について紹介します。

皆さんは測量といったらどれくらいの範囲、規模を思い浮かべますか？

住宅地、農村地域、山林、道路、河川など様々なものがあります。

また、歴史的な話をすると伊能忠敬大先生による日本地図作成のための測量も有名ですよね！

しかし、それらを凌駕する規模の測量が行われていることを証明する「シュトルーヴェの測地孤」という世界遺産があります。

この世界遺産はドイツ出身のロシアの天文学者フリードリヒ・フォン・シュトルーヴェが中心となって、1816年から1855年に掛けて子午線弧長の三角測量のために設置された三角点群で、三角測量によって史上初めて地球の経線を正確に測量した観測地点が残っており、ノルウェーやウクライナなど10ヶ国にまたがって設置されています。（多角点網図を作ると10か国をまたぐことになる！？）

そしてこの測量により地球がわずかに楕円形であることが証明されました。

つまり地球規模での測量を行っているというわけなんです！！

私は一つの土地を測量するだけで疲れてしまうのに、昔の人はすごいなぁと思いました(^^;

ただ、この遺産を見たときに、どんな大きさのものでも測れてしまう測量はとても魅力があると思うようになりました。

いつか三角測量についての理解を深め、こんなふうに測ったのかなと予測がたてられるようになると面白いなと思いました。

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