梅雨への備え
こんにちは。設計部の白井です。
つい先日まで寒さに震えていたかと思ったら、気温が25度を超え汗ばむ日も増えてきて、季節の移り変わりを感じています。
毎年この時期になると、この先訪れる梅雨への憂うつさが増してきます。
連日の雨でじめじめと蒸し暑く、食品や衣類等をカビに侵食されてしまった方も多いのではないでしょうか。
また、これからの季節で心配になるのが豪雨災害です。
道路や河川の設計では、過去の降水量、降雨確率年(何年に1回の雨を想定)、計画する地域特性、集水面積などを条件に流れ出てくる排水量を算出します。
これに対し、安全に排水できるように余裕を持った排水構造物を設計し、計画地域に最適な計画を行います。
しかし、近年線状降水帯により長時間にわたり同じ地域に雨が降り続け、想定を上回る大雨となるケースが増えています。
このような想定を超える大雨に対しては、適正な排水を行う事ができず、場合によっては冠水、浸水等の災害が発生してしまいます。
このような時には、国や地方自治体から発信される避難情報に従い行動することが必要となります。
想定内の降水量に対しても維持管理を怠った排水構造物では、本来の機能を発揮できず、地面に水が溢れ出てくる可能性が高まります。
これからの、大雨に備えておきたいものとして
・側溝の中に溜まった土や落ち葉を取り除き、雨水が流れやすくする。
・側溝に蓋があり、蓋の上に土や落ち葉がある場合には、これを取り除き雨水が側溝内に流れ込みやすくする。
・側溝の蓋の上に、植木鉢やプランター等がある場合も同様に、蓋の穴から雨水が側溝に流れ込みやすくする。
この他にも、気象庁から通知されている「自分で行う災害への備え」等を参考にしていただければと思います。
梅雨入り前に自宅や会社等を点検して、大雨への備えをお願いします。
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